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当店では短尺ドライバーを推奨中で、地クラブでいくつかの短尺試打クラブを用意しています。

ディスタンス系と呼ばれる飛距離系ボールの進化で、ますます打感が硬く重く感じられるようになってきました。

それと、各メーカーからドライバー並みの飛距離が出るフェアウェイウッドの登場。

これらがきっかけで、硬く重く感じるボールをミートして振り抜くためのドライバーの短尺化を考えるようになりました。

長尺の遠心力を使って飛ばすという理屈もありますが、欧米ツアープロのドライバーを見る限り、もうそういった考えは過去のものとなりつつあります。

また長くすることで、飛ぶ時は飛ぶかもしれないけれどミート率が悪くなり、平均飛距離の悪化や苦手意識を助長してしまう危険性もあるのです。


試行錯誤の末、43.75インチの試打クラブを完成させました


ヘッドはテーラーメイドのR9で10.5度。シャフトはATTAS5(5S)で組んでバランスはD1、総重量は312gです。ヘッド重量が足りなかったので鉛で調整。

一般的なドライバーのヘッド重量よりもかなり重い仕上げになりました。短く振りやすいのは当然ですが、ボールに負けないインパクトを生ませるためです。

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ミート率がアップして平均飛距離は上がるという試打結果


短尺なので当然しっかりと振り切れます。さらに重ヘッドなので、一般的な長さのドライバーを比べてもボール初速は落ちません。

物理的には、長い方がヘッドスピードが出やすくなりますが、同時にミート率が低下するというリスキーなクラブになってしまいます。

欧米を始めとしたツアープロのドライバーをみても、44インチ前後が多数。身長が180センチ以上級のパワー自慢のプロですらこの長さです。

一概にプロと比較するのは良くないですが、ミート率もパワーも劣る我々アマチュアが同じ長さのドライバーを振るというのも考えものです。

46インチあたりを上手に振るアマチュアもいらっしゃいますが、どちらかと言うと還暦を超えた百戦錬磨の器用なベテランプレーヤーが多いです。

飛距離が出ない、ドライバーが苦手と言う方に是非検討頂きたいです。


ディスタンス系ボールが軟らかく感じる重ヘッド


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重いヘッドはインパクトでの衝撃を吸収してくれます。要は硬いボールをヘッドが潰してくれるわけで、低スピンボールを最適化して飛ばしてくれます。

またそのために打感や打音さえも、ソフトに軟らかく感じるから不思議。

ツアープロがヘッドに鉛を貼って短尺化してるのは、進化したボールの影響もかなりありそうですね。


ドライバーを短尺にするなら全体のセッティングも見直す


短尺ドライバーを使うデメリットもあげておきます。それはクラブセッティング。フェアウエイウッドやアイアンの見直しが必要な場合が出てきます。

特にクラブの全体的な流れを気にする方、敏感に影響を受けやすい方は、クラブ全体の重量バランスやシャフトの硬度を見直す必要が出てきます。

ドライバー短尺化を推薦している当店ですが、様々なタイプの方へのアドバイスも用意していますので、是非一度ご相談ください。

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